フランシスコ教皇も信心家

ベトナムの結婚式ケーキ。 それでも!Blog

かつての小神学校跡に建った新宮崎教会。右信徒会館。「いつかそのうち」と放置したままの様々な印刷物などのカミガミの乱雑さに業を煮やし、ついに断捨離を敢行。そんなカミガミの中からハラリと落ちた一枚のコピー記事。いつか紹介したこともあるが、もつれたリボンを天使たちがマリア様に手渡すと、アラ不思議!リボンはたちまちもつれが解けてきれいなもとの形になっていくあのご絵をめぐるものだった。

実はこのご絵、たまたまドイツの教会で教皇(1986年当時司祭)の目にとまり、大変感激をされ、複製の許可をもらってアルゼンチンに持ち帰り、友人の画家に描いてもらったものが教会にかけられたところ、たちまち”結び目を解くマリア”の信心が広まったという。結婚した2人の腕をリボンで結ぶドイツのしきたりが始まり。16世紀に遡る。

4日に始まったシノドスの報告が高見大司教さんからなされているが、テーマが家庭であることは周知の通り。もちろん、もつれた家庭の解決策を講じるだけが目的ではないとしても「個人的な傷が何であろうとそれはいつも家庭に影響する。家族の苦しみを見ることほど痛ましいものはない」と、世界家庭大会でタグレ枢機卿が指摘されたように、もつれた家庭の現状は教会のまさに喉に刺さった骨とも言える重要案件であることは間違いない。シノドスを主催する教皇も、会期中の今、特に念を入れてあの祈りを毎日唱えておられるに違いない。

いつくしみの信心を紹介したのは前々回だったが、今回は、もつれを解くマリア様の信心紹介したい。実は、誰に貰ったのか忘れたが、数年前から毎日唱えている。最近の手紙の内容は事態が好転ステンドグラスが美しい聖堂内部。しつつあるというものだった。信者ではないが、「祈りは効く」という遺伝子学者の言葉が蘇った。鹿児島でも、フィラデルフィアのカテドラルのように同じ大きなご絵を壁に掛けたらいいかもしれない。

1時半、新築の宮崎教会信徒会館応接室でMEの集まり。参加者は少なかったが感動的な内容の分かち合いだった。正直でありのままというのは心が反応するから疲れないし、むしろ元気になる。やはりMEは本物。帰りは駅まで歩いた。ちょうど20分。6時半過ぎ帰館。

アン神父さんアメリカミッションから帰国。ワインで乾杯。このところ腕を上げた美島神父さんのおでんは絶品。三回もお代わり。

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