ヒンドゥー教との出会い

インド門 - イギリス植民地時代の象徴。左の建物がタージマハルホテル。一泊4‐5万とか。9日、8時15分、貸切観光船でエレファンタ島へ。バスを降りた先には小柄な女性のガイドさんが待っていた。1911年に建てられたインド門を見上げながら上船。

2階がつている違いはあるが、どことなくガリラヤ湖を走るイエス様時代のずんぐり型の復元船を思わせる何の飾りもない大きな、まさに木造人間運搬船。もちろん、ベンチは設置されているが。海の色は、黄濁し、お世辞にも綺麗とは言えないが、吹き渡る風は心地いい。どうしようか迷ったが、ジャケットは正解だった。

1800万もの人口を有するインド随一の商業都市だけあって、輸出入の50%以上がこのムンバイ港から。それだけに、大小様々な船で溢れていた。30分ほど行ったところにも碇泊中の大型船が数隻。

渡し船 - 船全体が船室。ザビエル様も渡ったアラビア海を1時間行ったところでエレファンタ島着。「どうしてエレファンタ(象)ですか?象が住んでいたから?」16世紀、ポルトガル人が大きな象の石像を発見したからだという。

もともとの名前は、カラプリ。カラはお坊さん、プリは町。なるほど。今日の目的は、世界遺産にもなっているヒンドゥ-教の神さまシバ神の石窟寺院の見学。自然の岩山をノミと金槌だけで75年かけて完成した。1300年前のこと。シバ神の像にはあまり興味はなかったがその思想には興味をそそられた。帰りのボートで教えてもらった。

カルマ、サンサラ、モクシャ。この3つが中心となる教えで、「まいたタネを刈り取る。いいことをすれは善意がやってくるし、悪いことをすれば悪意が帰ってくる。」これがカルマ。 魂の不滅を信じること。つまり、輪廻の教えがサンサラ。そして、ついに到達するモクシャは永遠の命のこと。

石窟 - 逆光で鮮明でないが・・・。ガイドのバンシーさんは肉を食べない。ヒンドゥー教徒はもともと殺生しないからだ。動物はもちろん木も切らない。だから、火葬の習慣がない。木の命を奪うことになるからだ。子供たちに言葉で教えるだけではダメで、あらゆる殺生をしないことを生活を通し実際に見せることで子供は、人の命をも大事にするようになる。穏やかで平和な人に育つ。

ヒンドゥー教は命を大切にする「人の生き方。」ガイドさんが仕事を離れて厳格な父親の顔を見せた。「バンシーさんはグル(ヒンドゥ-教の導師)だね。」「オソレイリマス。センセイコソ」だって。日本に行ったことがないというのに憎いほどの日本語に脱帽。

4時、ムンバイに帰り、聖トマス教会でミサ。

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