ルルドを離れてピレネー山脈の向こうパンプローナへの道のりはアルプスの少女ハイジの世界

パンプローナへの道

緑豊かなアルプスの麓の農家

緑豊かなアルプスの麓の農家

14日土曜日7:30ルルド出発。アルプスを迂回しながらパンプローナを目指す。アルプスの少女ハイジの世界を思わせる急峻な緑の平原が続く。見ていて飽きない。トウモロコシとぶどう畑の広大な緑地がどこまでも続く。ふと、かつて訪れたパレスチナの荒涼とした約束の地が思い起こされた。赤茶けた地を行く羊飼いの貧しい姿は未だに鮮明だ。こんな緑とは全く無縁の荒涼とした地を思うにつけ、この豊かなフランスやスペインがどうして約束の地でなかったのか。乳と蜜の流れる土地(出エジプト3、8)に相応しいのはここではなかったのか。神様はこの違いすぎる現実をとっくにご存知ではなかったのか。

突然ですが約束の地の怪

それでもまた日は登る

それでもまた日は登る

豊かさのカケラも感じられない乾燥したパレスチナの地が約束の地、理想郷とはどうしても合点がいかない。更に、ユダヤ人と兄弟分のパレスチナ人の仁義なき争い、流血の惨事。そもそも、ユダヤ人の先祖はアブラハムにヤコブ、パレスチナ人の先祖も同じアブラハムとヤコブの異母兄弟イシュマエル。だからパレスチナ人とイスラエルの争いはいわば骨肉の争いということになる。こんな見苦しい身内の争いのそもそもの原因はといえば神様ご自身ではないのか。分からないことが多いといえども兄弟喧嘩をけしかけたとしか思えない神様の不可解さにしくものは他にない。

 兄弟喧嘩

「ここは我々選民イスラエルに神がくださった約束の地だ。住む権利がある。」「何を言うか、もともとわしらの先祖が代々受け継いで来た土地だ。400年も留守にして今更約束の地?冗談じゃない。」気の毒なのはパレスチナ人。思わず神様に文句を言いたくなった。「神様、1997年の夏に見たユダヤ人の傲慢さとパレスチナ人の貧しさ。アメリカが後ろ盾のユダヤ人と孤立無援のパレスチナ人。彼らを応援したくなりました。この現実を神様、あなたはどうご覧になっていますか!?」つい興奮して横道に逸れてしまった。

ハビエル城

ともあれ、パンプローナで1泊して、今朝、4時間ほどのドライブで我らがザビエル様の故郷へ。19世紀に建てられたという聖堂で主日のミサ。続きは後日。

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☆神に仕える身でありながら、カミガミ(紙々)の要らない世界を標榜する人間の一人として、電子メディアに自分の思いを綴ることは大きな喜びです☆本を書かない代わりにここでいろんなことを書いてみたい。

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