長距離のおもてなしには参るが、確かに見応えはあるのだが,…

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200キロの意味


国王肝いりでできた潅漑用の湖

国王肝いりでできた潅漑用の湖

当初、「200キロぐらい走ることになるけど」と言われて、「大丈夫」とは言ったものの、さすがに往復はこたえる。「すでに、そのつもりなら断れないだろう」というのが本音だったとは言え、「もう少し近場にして欲しい」と言えるだけの知識もないわけで….。考えてみると鹿児島みたいに近場で済ませる観光地がないのがタイ、ということに片道200数十キロ走って分かったことだ。今更ながらタイの広大さに驚いた。

豪華絢爛

ともあれ、それだけ走っただけあって見応えのあるところはやはりあつた。お寺の豪華さはバチカンの比ではない?内部は正に極楽を思わせるような豪華絢爛。最近の田舎の家は小綺麗になつているものの、かつての人々にとっては、思わず息を飲む美しさにウットリしたにちがいない。それにしても、ワット神父さんにしても、甥の神父さんにしても、お寺で当たり前のように献金するのに驚いた。

奇岩の川

3キロにもわたる奇岩の川

3キロにもわたる奇岩の川

それはそうと、昨日の圧巻は何と言ってもメコン川の一部という3キロも続く奇岩。1500万年前にできたとかいう奇岩の河原は多くの観光客で賑わっていた。河原までは専用のピックアップトラックが1人200バーツ(約800円)で運んでくれた。ちょっと高いと思うが、観光地だからいいとして、去る5月に鹿児島に来たポンチャイ神父さんが快く払ってくれた。

ベトナム戦争の影

ベトナム人の小教区聖ペトロ教会

ベトナム人の小教区聖ペトロ教会

6時過ぎにロー神父さんの教会に帰り着いてすぐに4人でミサ。夕食にタイ麺の美味しかったこと。と、いつても、この地域一帯に人々はベトナム人。あの、ベトナム戦争の時に逃れて来た人たち。当時は、市民権もなく外部に出歩くこともできなかったという。信徒数50人は全員ベトナム人は物売りを生業とする人たちで、早朝から夜まで働く。ミサは日曜日だけで普段は司祭1人だけ。差し入れの地鶏のスープも絶品。

 

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