郡山健次郎

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謹賀新年お詫びミサ

「ミサが終わったら空港まで送ってもらえるとありがたい。」そんな条件付きで快諾したにもかかわらず幻に終わった60周年記念のミサ。しかも、「大隅半島に点在する教会はここから始まりました」と自負する唯著正しい星塚教会の栄えある60周年をすっぽかし...
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突然のベトナムミッション始末記

十月になったばかりの頃だったように思う。ベトナムコントゥム教区を訪問した溝辺のシスターから報告を受けたのは。コントゥム教区出身のシスターの終生誓願式に来られた司教様の熱心なお招きで開設することになったための事前調査の報告。司教様が200ヘク...
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聖地ラバンと古都フエ

26日、午後ラバンの聖母訪問。十年前とはまったくの様変わり。修道院や宿泊棟が立ち一大聖地となっていた。マリア様も再建されていて当時の伝統的アオザイのマリア様にかわって大理石の高価な感じのマリア様に少しがっかり。仮の大聖堂でアン神父さんの甥御...
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2つの傷

昨日のアン神父さん宅での昼食会後の兄上によるギター演奏。曲目は「母の心」。母の心は大海原のようという意味のポピュラーな歌だという。拍手が済んで「すごいすごい!…」の歓声に突き動かされたかのように2人の妹さんが飛び出してきた。同じ歌を2人で歌...
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南の国からメリークリスマス!

主の御降誕夜半のミサは9時半、カテドラルの広場。夕方、ドゥン神父さんの案内で下見をしていたとはいえ、栄光の賛歌と同時に祭壇の周囲に仕掛けられた爆竹がけたたましく一斉に炎を上げ、度肝を抜かれた。外は文字通りオープンスペース。道行く人も出入り自...
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クリスマス事情

ブログを書くのが追いつかないほど、次から次と盛り沢山の毎日。突然だが、クリスマスシーズンということで日本の教会と何が違うかといって見た目でいえば、先ず馬小屋を中心にした飾り付け。一般的に大掛かりで、電飾を駆使し、馬小屋を高い位置に据えてその...
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ベトナム2日目2

話は40年ほど前にさかのぼる。この御像、実は戦時中、と言っても第二次世界大戦ではない、ベトナム戦争の時、アメリカ兵たちがベトナム人兵士(非共産党員)と共に両国の和平を願って建てたもの。戦争終結の1975年以降、約30年間、誰からも顧みられる...
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ベトナム2日目

今日は特筆すべきことが多い。ミカエル司教様のコントゥム教区に行く日の昨日の朝、ゲストハウス近くのいつくしみ教会訪問。いつくしみの扉は鹿児島の貧弱さばかりが目立った。中に入ると、数人がいるだけ。1人の男性がどうやらいつくしみの連願らしいのを唱...
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ベトナムへの途上で

「海外に出たら活性化するんです。緊張しているからだと思います。」自慢にならないが、飛行機の乗り損ないは過去数回、大事に至らない曜日の勘違いは茶飯事、約束の時間の失念で最近の一大事は鹿屋星塚教会60周年記念ミサ。「もしもし、司教様、今どこに…...
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献堂50周年と堅信式

先の日曜日に設置して貰ったいつくしの扉をくぐって中に入って驚いた。去る5日の叙階式で聖堂にあふれた信者たちは一体どこに消えたのかと思うほどに入堂時の聖堂はガラガラ。50年の節目を祝うにしては少なすぎる。入祭の歌が始まるまでの間、目で追いなが...