対岸の火事とばかりに眺めていたら火の粉が頭上に落ちてきたので「さあ大変!」

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外出自粛は読書の日

カニたちも昼寝

カニたちも昼寝

ついに、指宿でも大規模な感染症の集団発生。対岸の火事とばかりに眺めていたら、飛び火で町の一角が燃え始めたような緊張感に包まれている。これまでは、「感染者が確認されました。手洗い、うがいの励行を」程度で済んでいたが、今回はそういうわけにいかなくなった。一段とグレードアップして「不要不急の外出自粛」が呼びかけられた。今まで、どことなくのんきに構えていたボクも一気に緊張感が高まり、職員も含めての臨時休園の強硬措置に。毎日遅くまでこだましていた子どもたちの歓声もぱたりとやみ、幼稚園から人の気配が消えた。物音一つしない状況は、何だかもの寂しく、まるで町中の人が、次は我が身かと息を凝らしてじっとしているかのよう。そうは言っても、あたふたと朝礼に急ぐこともなく、久しぶりに音楽を聴き、掃除機をかけ、そして心ゆくまで読書が出来た。お陰で、先日購入した読みかけの電子書籍「首里の馬」を読了出来た。それにしても、小説家の奔放な発想力というか巧みな構成に引き込まれのだが、正直言って、よく分からない話だった。それに、空想の世界に誘われ、それでも面白いので、続きを楽しみながら聞いていたら、突然、「おしまい」と言われたような不燃焼感もあった。芥川賞という大きな賞をもらった本らしいのだが。

主人公と馬の組み合わせ非現実的なのだが

主人公と馬の組み合わせ非現実的なのだが

 

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