半端じゃない自由の思想
自由の国といえば我が日本も自由主義国。しかし、あの国の自由と比べたら、日本は半端な自由主義国。どこかの社会主義国よりも社会主義的という酷評を読んだ記憶がある。忖度をお家芸とするのだからそういえばそうかもしれないと思う。
今朝読んだデジタル毎日によると、「中西部ミシガン州オワッソーの理髪店経営、カール・マンキーさん(78)は2020年5月4日、州による営業禁止令の延長が繰り返されたことに反発し、春から閉めていた店を再開させた」のだという。
日本では、自粛要請がなされるだけだが、あちらの国では禁止令が出されたらしい。それだけなら、どこかの赤い国も同じ。違うのは、州政府が免許剥奪に軽犯罪で訴追したことに対する床屋さんの言い分。
「自分は何がしたいのか。それを選ぶのはこの国では自由だ。私は仕事をすることを選んだ」。すると、多くの人が賛同し、結局政府は免許剥奪と訴追を撤回したという。床屋さんも床屋さんなら政府も政府。これが本当の自由の国。尊敬した。
日本がこんな国になるのはいつのことだろうか。偉そうなことを言ってみたくなった。忖度は思想なく哲学なく、未成熟の鏡。どうでも良いけど、あの床屋さんボクと同じ78才。脱帽。
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