突然ですが、教皇フランシスコ著「愛するアマゾン」を再読して

予期しない出来事をハプニングという

つまり、たまたま起こったことということになるが、「愛するアマゾン」は2月半ばだったか手にしたその日に読んだ。そして、書類棚の一角にポンと置いた。そして、今朝、捜しものをしていて見つけた。で、予定になかった読書が始まった。

100頁ほどの読みやすい本

100頁ほどの読みやすい本

というわけで、再読してみて、教皇に触発されたので2,3のことを記してみたくなった。一つは、「ルーツを大切にすること」(30頁)の文中、「お年寄りに長いおしゃべりをしてもらう」という自らのことばの引用。

福音宣教の名の下にルーツを無視して、教会の教えを優先してしまったことに対する反省かと思われた。今も続く「先ず公教要理を説くことから始まる洗礼準備」の反省?洋の東西を問わず、教会はしゃべりすぎ?

そして、今朝のミサの福音「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい」(マルコ16,15)。すべての被造物だから、人間だけでなく動植物すべてが対象。これって究極のエコロジー?

もう一つ、「全世界」を「私を含めた全世界」と理解しないところに教会内の問題がある。教会に問題が絶えないのは何故か。福音ではなくワタシが何時も優先するから。簡単な理屈だが、永遠の課題。それでも世界の信者が13億に増加した。

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