内輪もめ

会場の指宿ロイヤルホテル。オーナー信者。フランシスコ教皇の使徒的勧告「福音の喜び」は 文字通り勧告にみちている。98番〜101番のタイトルは「内輪もめ」。「神の民の中でも多くの共同体の中でも、何と争いの多いことでしょう。地域社会や職場においても、羨望や嫉妬ゆえの争いばかりがあります。キリスト者の間ですら、また然りです」と慨嘆から始まる。

そのため、「教会への心からの帰属意識をもって生きることをやめてしまう人もいます。」ある信者が、「神様は信じているが教会にはどうも…」というのを聞いたことがある。理由を聞くと、「自分の不足ばかりが気になって気が引けて足が遠のいた」だったり、「自分の場がないから」だったり色々。「教会の人は面倒臭い。教会の外の人たちとの方がずっと楽しい」と言う人もいた。

いずれにしても、教皇は教会内のもめ事こそがつまづきのもとだと言おうとしておられる。だから、「世界のすべてのキリスト教共同体に対し、特別にお願いしたいと思います。魅力と光とを放つ、兄弟としての交わりのあかしとなってください。…嫉妬の誘惑に注意しましょう。わたしたちは皆、同じ船に乗り、同じ港に向かっています」(99番)。

こうした現実は信者の間にだけ見られるものではなく、「奉献生活者のあいだにさえ、さまざまな形での憎しみ、…が見出されることに、わたしはとても心痛みます。わたしたちがそのように振舞っていて、誰に対して福音宣教ができるでしょうか」(100番)。

だから、「愛のおきてを理解できるように主に願いましょう。…怒りを感じている人のために祈ることは、愛への美しい第一歩であり、福音宣教の行為です。…兄弟愛の理想を奪われないようにしましょう」(101番)。

今日は、教会の内輪もめが終息し平和の園に変えられるよう祈りながら、パパ教皇に直接語ってもらった。各自手元に是非置いて欲しい一冊。

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