突然深刻だが命はどんな命でも尊いことはだれもが認めるのだが…

それでも!Blog

いつの頃からだろうか

ボクはアリを殺したことがない。中学生の頃、誰かが一時預けたという空気銃が家にあって、高倉に群がっている雀を狙った。転がり落ちた雀を見ると瞼の上のあたりをかすったようだった。もがき苦しむ姿に心が痛んだ。それを見た母が「かわいそうに」と顔をしかめた。何十年たっても忘れることがないばかりか思い出すたびに心が痛くなる。大げさだが、小さなトラウマと言えるかもしれない。アリをつぶせなくなったのはその頃からかもしれないと思う。もっとも、蚊はぴしゃりとたたくのだが…。

ピンボケだが中央付近の点がアリ

ピンボケだが中央付近の点がアリ

しかし、この頃そんなボクはかなり豹変している。薄い栗色というかベージュというかあの黒アリの半部ほどにも満たない小さなアリが手ーブルの上を我が物顔に這いまわるようになった。体の倍ほどのパンくずをくわえて右往左往する姿は愛らしく動画で共有したほどだ。

しかし、つい数日前、好物の奄美のジョウヒモチを半分だけラップにくるんでテーブルに一晩放置したものだから、翌日その時はやってきた。つまり、ラップを広げるやパニックになった大量のアリたちが我も我もと飛び出してきたのだ。あれだけしっかりラップしたのに軽々と侵入できた功名さに驚いたものだが、ボクはキレた。怒りに任せて一網打尽とばかりに退治してしまった。たかがありの一匹や二匹と言えばそれまでだが…。

93才のシスターの作品第三弾。調和がすべて。

93才のシスターの作品第三弾。調和がすべて。

あのアリたちもレベルの違う命とはいえ、神様から分けてもらった命には違いないと思うのだが、あれ以来、やってくるアリたちは瀕死の重傷もしくは即死という運命。「怒りに任せた行動は間違いを起こす」となだめた人がいるが、引用するだけ冷笑されるのは間違いない。ともあれ、

地上侵攻絶対反対!ガザに自由と平和を!

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