テツヨシアニ秘話と51年前にタイムスリップした話

元気な浦上レジオの秘密はこの人?

毎週木曜日の午後2時に始まるレジオは教区内でも残存する数少ない信徒使徒職団体の一つ。正式名称をレジオマリエという。カトリック中央協議会のHPには信徒で公務員のフランク・ダフによりローマ・カトリック教会のマリア運動としてダブリンで設立された」とある。1921年の設立で現在世界に1000万人もの会員がいるという。レジオマリエはマリアの軍隊という意味で勇ましい。日本でのスータとは1948年長崎。

奄美ではほかにマリア教会と御心教会で活動している。中でも最強なのがここ浦上のグループ。つい最強と書いてしまったが、威張るわけではないが、マリア様の軍隊なので強い方がいい。マリア様の軍隊なので武器はもちろんお祈り。とくにロザリオ。話し合われtことは口外してはいけない。

だから、具体的には書けないが…。

家庭訪問で60数年ぶりの再会を果たしたテツヨシアニの話は前回書いた。昨日の集いでのことだ彼に関する話題で、全く脈絡はないのだが、またも楽しい思い出が蘇った。52年前、司祭になって始めて赴任したのが名瀬の御心教会。翌年だったか、講演会で来島されたイエズス会の神父さんを、ついでだからと、小教区の教会献堂式に案内した時のことだ。

後ろの席には二人のシスター。道中、神父さんがユーモアに富んだ楽しい話を中断してシスターの一人に尋ねた。「シスターのお名前は何ですか?」修道名で答えたものだから「いいえ、親にもらった名前…」言い終わらないうちに「ありません!」「いや、親がくれた名前ですよ?」「ありません!」二度も出鼻をくじかれたものだから神父さんが切れた。さすがに返す言葉もなく肩をすくめて憤懣やるかたない沈黙数秒。「…へッ!オモシロクナイシスターデス!」さらに気まずい沈黙が続いたのは言うまでもない。

ボクの年齢をとうに過ぎているはずの今も、その元気をレジオに注ぎ続けているという話。完。

司祭館横に咲く中南米原産のパキラの花

司祭館横に咲く中南米原産のパキラの花

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