ブログを書くのが追いつかないほど、次から次と盛り沢山の毎日。
突然だが、クリスマスシーズンということで日本の教会と何が違うかといって見た目でいえば、先ず馬小屋を中心にした飾り付け。一般的に大掛かりで、電飾を駆使し、馬小屋を高い位置に据えてその近くから水が流れ落ちる仕掛けはほぼ共通。田植えの季節とあって馬小屋に欠かせないコケはなんと箱の苗床から持ってきたと思われる田植え直前の稲の苗。
信仰生活そのもので言えば、赦しの秘蹟を受ける若者の多さ。そうした信仰生活が目に見える形となって現れたのが召命の多さではないかと思った。3教区からなるステラ・マリス大神学校に学ぶ神学生は250名。そのうち訪問中のニャチャン教区(アン神父さん所属)だけで130名。毎年、20名の新司祭が誕生するという。
しかも、ニャチャン教区では司教館併設のコレジオで学ぶ神学生候補者が77名。養成期間は4年。4年生になると小教区や施設に派遣されての実習が待っている。昨日訪問した森の中のマリア様の巡礼センターで見た二人の神学生が実習生。管理の司祭を助けながら巡礼者の世話に当たっているという。こうして、入学した大神学校は、識別のための1年を入れると7年となり、司祭になるまでに11年を要することになる。この点は、信徒数が多いということとあいまって志願者が絶えないといううれしい悲鳴のなせるワザ。ともあれ、日本の神学校と大きく違うところだ。
もうすぐ近隣の人々を迎えてのコレジオ生によるクリスマスの夕べが始まる。もちろんミサが中心なのだが、観光地とあって外国人も大勢参加するという。僕としては、カテドラルでの9時半からの司教ミサに参加することになっている。
阿久根で働いているみ摂理修道会が開院するの話も書きたいがクリスマス事情を先にした。
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