26日、午後ラバンの聖母訪問。十年前とはまったくの様変わり。修道院や宿泊棟が立ち一大聖地となっていた。マリア様も再建されていて当時の伝統的アオザイのマリア様にかわって大理石の高価な感じのマリア様に少しがっかり。仮の大聖堂でアン神父さんの甥御さんと姪御さんの四人でのミサはベトナム語と日本語で静かに捧げることができたので満足。
フエに移動。ホテルにチェックイン後四人で河畔を散策しながらのレストラン探し。ライトアップされたフエ大橋はこの地のランドマーク。冷やかしで入ったお土産店で十字架にリングを絡ませたキーホルダーを買った。30.000ドン。日本円160円。レストランはベトナム航空事務所推薦の河辺りのFESTIVAL。ちょっと高価なワクワクのクリスマスワインパーティとなった。
生きたままの大きなカニがが3匹、目の前に運ばれ、2匹を調理して貰った。2匹で700.000ドン=約3.800円也。自然のものだけに味は格別だとはいっても、まるでタレの中に浸したかのように丸ごと味付けされているので手にしただけで手もドロドロ。指をなめなめ悪戦苦闘。ヤギ肉も一皿=150.000ドン=800円。全く匂いがしないのでむしろ物足りなくなんの肉か分からなかった。チリワイン赤ボトル350.000ドン=1800円。その他、当日のパーティー費用はしめて1.434.000ドン=7.700円。クリスマスパーティーが会計報告みたいになったが、○が多すぎて面喰ってしまう。
明けての27日は、9時半出発とあって簡単な朝食のあと、1人でカテドラル巡礼。その旨、タン君に話し、叔父上に伝えてくれるように話した。だんだん英語でのコミュニケーションが出来るようになった。
1960年代米軍政府によって建てられたという石作りの立派なもので、さすが日曜日、2000人ほどの会衆であふれていた。入ったらすぐ目の前に献金カゴが差し出された。慌てて100.000ドン札=500円を入れた。帰りに立ち寄った教会正面には両手を広げた聖心の御像があったので聖心教会教会に違いない。若者専用の教会ではないかと思うほど数百名の若者たちでいっぱいだった。楽器を打ち鳴らしての聖歌は道路までも響いて宣教的。
帰り道の両側は朝市。野菜、果物はともかく、魚に肉の生鮮食料は台に並べて目の前で切り売り。今朝のフエは23℃と涼しかったのでいいものの…。信仰も門前市をなす朝市もベトナムの人々の逞しさを感じたミニ巡礼だった。
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