平和の鐘を鳴らそう
11時45分、「平和の鐘を鳴らそう」開始。ユネスコ協会会長さんのお話の後で、二人一組になり参加者みんなで鐘を鳴らすことになっている。21回目だとか。先頭バッターは会長さんとボクの二人。この12年、毎年のようにやってきたが、なかなかうまくいかない。鳴り物だけに、しかも街中での練習というのも具合が悪い。したがって、年一回の練習なしのぶっつけ本番になるわけだが、中にはうまく呼吸が合わず諦める人たちも。しかし、「世界に響けよ!」とばかりに終戦のこの日、鳴らし続けることには大きな意味がある。
今だから言えるオトナの話
被昇天の聖母に捧げられた鴨池教会の鴨池祭は5時のミサにはじまり、続いてのバーベキュー大会で終わる。初めて招きを受けた。司教としての鴨池教会訪問はこれが最後となる。特別の感慨はなかったが、アルコールで元気づいた壮年たちからの質問は相変わらず楽しい。「一月の教区報で言われた『お隣ご近所宣教』は具体的にどうすればいいのか。」親友のK君夫妻の洗礼に至るまでの話をした。納得したらしい。幼児洗礼の壮年が多いところから子供の頃、「噛んではいけない」教えられたご聖体を噛んだ話。「ソウソウ、でも神父様はバリバリ音を立てて噛んでいた」などなど。今だから言えるそのたぐいの話はボクにもたくさんある。近くになるので、そんな楽しい昔話ができるかもしれない。なによりも、護教論的公教要理で育った世代は聞きたいことが沢山あるらしかったので、そんなことを手掛かりにカテケージスの可能性もある。なんだか楽しみになってきた。
ミサ説教音声
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