典礼書に従って本格的な割には失態続きの主の過ぎ越しのミサ

それは光の祭儀から始まった

信者が外に集まって火を囲み成り行きを見守る。まるで教会学校の夏のキャンプでのキャンプファイヤーを思い出した。うまく点火できないこともさることながら付いたら付いたで風にあおられてユラユラ、と思ったらだれかが「あ、消えた!あ、いやまだついてる!」安堵の笑い。キャンプファイヤージャナインダゾ!内心イラッ!

平静を取り戻して高らかに「キリストのひかーりー!」「カミニカーンシャ」盛り上がらないことおびただしい。「入堂してください!」声を上げた二回目にソロソロ。またも少し「いらっ!」そんな気持ちで群衆?に紛れてボクも前進。聖堂に入ったところで二回目。「カミニカーンシャ」

失態その①

顕示台のそばまできて三回目。神にかーんしゃー!最後はよかった!気をよくして復活賛歌を朗々と?ふと気が付いた。答えているの聖歌席だけではないか。信者たの手にしたローソクに火はない。「シマッタ!二回目の後の火別けをしなかった!火のないローソクを手に困惑気味の会衆。

賛歌の直後に言ったものだ。「今ローソクに点火してください。」式長が一人で火別けをするので能率が悪い。アワテナクテイイヨ。なぜか、ここは時間がかかったほうがいい。根拠のない安心感。さらに、最後の点火後も、第一朗読が始まるのに手間取っている。

失態その②

二つ目の朗読に続いての祈願が終わって座った。と思った。しかし、三番目が出てこない。ドウシタンダ?後で分かったことだが、同じことを朗読者も思っていたのだった。つまり、祈願を唱え忘れたのだったが、そうとは知らないボクとしては、締めくくりの祈願を唱え、いつものみ言葉の祭儀に入る態勢。慌てて、三番目が立ち上がったものの制してしまった。

失態その③

奉納者がホスチアと献金だけを奉持してなにやら言った。式長はカリスの用意を忘れていたのだ。ボクはなぜかホッとした。ボクだけじゃなかった。しかし、パーテイーの席上で式長が自嘲気味に言ったものだ。「年寄り2人で…」なるほど、老々介護ならぬ老々ミサか。

浦上教会のパーティーは盛り上がった

浦上教会のパーティーは盛り上がった

早くも来年に向けての方向が見えてきた。それにしても今日の日中のミサ。昨夜の失態を挽回すべく張り切っていたのに、シスターがスタートボタン押し忘れ。ガクッ!ま、地元の信者たち約200人は満足した?

聖書の庭のシコンノボタン。これまでの雑草が観賞用に変わった。

聖書の庭のシコンノボタン。これまでの雑草が観賞用に変わった。

 

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