野草と遊ぶ

母親が子供たちをあやしているように見えなくもない。我が聖書の植物の庭には、おそらく聖書の植物以上の野草たちが生息している。雑草という植物はないということをずいぶん前に聞いたこともあって、それに先日からの後援会?の皆さんからの声が背中を押した感じで昨日は一日中名前の特定に奔走?した。

名前が特定できたのはまだ8種類だけ。ニワゼキショウ、ヒメチドメ(血止)、ハハコグサ(母子草)、チチコグサ(父子草)、トキワハゼ、ヤブタビラコ、カタバミ、ヒメコバンソウ。

それぞれの名の由来を知ると無下に抜く気にもなれないが、ヒメチドメだけは放っておけないのでできるだけ抜き取ることにしている。無節操というか、傍若無人というか、共存共栄の観念が全くない野草で四方八方にどこまでも広がって困るのだ。切れ目の入った丸っこい葉を茂らせ、それはそれで可愛いのだが、容姿に似合わず抜け目がなく、名前もさることながら、少しでも油断するといつの間にか居座って我が物顔、カワイクナイのだ。

それにしても、クローバーがシロツメクサだったとは!江戸時代、オランダからガラス容器を運ぶとき保護のための詰め物として使われたのが名の由来だという。聖書の植物の庭が、そのうち「4つばのクローバー」の産地になったりして。

それはそうと、どうしてハハコグサだったり、チチコグサだったりするのか。いろいろ調べ確かに痩せ細って見える。群生しているのなんとなく哀れ。ても正確な名の由来は分からず、母子のイメージはないとのこと。これと似たのが、チチコグサ。見た目も貧弱で目を引くような色はない。ハハコグサのふくよかさに比べられたらしい。世のチチたちからの反論もないようで、それだけに、どんな命名であろうと自分なりに野草としてのプライドを生きているようでいじらしい。

そのうち、この植物たちにも名札を付けてあげようと思う

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