郡山健次郎

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鶴たちの北帰行は寂しくもあればせつなくもあって・・・

雲一つない今日の上空は鶴たちにとって絶好の北帰行日和。気流をとらえようと鳴き交わしながら上空を旋回する姿はまるでオトナたちがが群れを鼓舞しているかのようでもあり、数か月過ごした荒崎の地に「ありがとう」を言ってるようにも聞こえて感動してしまっ...
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風は南から、和尚さんとの二人三脚大阪ミッション一部始終

曹洞宗にもパウロがいたという話のはじまり「大阪にも永平寺での修行仲間がいるから連絡を取りたい。」毎月初めの日曜日3時からの平和行進後の反省会で、旗振り役の鎌田和尚さんが意欲的に話された。昨年の秋の頃だったと思う。そして、「司教さんにもご同行...
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「アンタに読んでもらいたい」本の紹介とボクの非戦論

親友から勧められた「イスラエル軍元兵士が語る非戦論」「ボクの非戦論」などと偉そうに言うが、簡単に言えば感想文。「ボクも全面的に賛成」という意意だ。キリスト者はみんな非戦論者だが、「どうしたら非戦を実現できるか」あるいは「非戦のためにどうすれ...
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「アルメイダ神父とその時代」はかつての宣教の光と影を明らかにした

やっぱりそうだったのかとギネンが晴れた大航海時代の波にのって宣教師たちが世界各地に乗り出した。時代の流れに乗り遅れなかった姿はさすが。おかげで鹿児島にも信仰が伝えられた。ただ、疑念と言えば大袈裟だが、ザビエル様も胡椒が大きな利益を生むからな...
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思いがけないことからアルメイダそしてシノドスと丸テーブルと教会

それは恒例の天草巡礼から始まった昨年の天草コレジオ館で出合った一冊の分厚い本「アルメイダ神父とその時代」。学芸員の玉木さんが書かれたj本で、まるで、「信者玉木氏のアルメイダ同行記」かと思わせるほどに詳細かつ信者のような語り口。ただ、アルメイ...
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CLCー誰かが言った。クリスチャン・レジャー・センター

クリスチャンライフコミュニティが正しい。冗談から始めてしまったが、いつも人を笑わせてばかりいたスペイン人の神父さんが真面目な顔で言ったのが冒頭の冗談。あのフランシスコ教皇が所属するイエズス会の信徒養成を目的としたグループのこと。創立者イグナ...
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教皇回勅ラウダート・シ続編使徒的勧告ラウダーテ・デウム神をたたえよ

善意あるすべての人へ昨日手元に届けられた使徒的勧告ラウダーテ・デウムは表題にあるように回勅ラウダート・シの続編というだけあって、わずか1時間半で読める49頁という短編になっている。ラウダート・シから8年になる今日の世界は、「早く何とかしない...
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久しぶりの御領が池は冬鳥たちで賑わっていた。

と言っても冬鳥はキンクロハジロだけだったが…それでも愛らしいカイツブリや上空を旋回するミサゴにも合えたので満足。そうは言っても、大好きなキンクロハジロは、逆光であの白と黒のツートンカラーの白がくすんで見えたのは残念だった。それでも、あの金色...
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わけあってベトナム語にハマっているがミサの祈りに見る心の深さは

日本の比ではない!信者が読んでいることが前提になっているのだが、第二奉献文でメメント(死者のための祈り)の日本語は次の通り。「また、復活の希望をもって眠りについた私たちの兄弟姉妹と、あなたの慈しみのうちに亡くなったすべての人を心に留め、」。...
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司祭養成75年の消えゆく学び舎に惜別の情深く

(51+8=)59年前の4月のことを忘れない司祭になって51年、神学校で養成を受けたのが8年。かっこの中身のことだが、先輩の神学性に伴われて校門をくぐるとカイヅカイブキの並木道が続いていた。その向こうに鮮やかなオレンジ色に覆われた4階建ての...