旅立ち
6才の子どもたちの旅立ちと聞けば、少し大げさな感じもするが、6才だからこそ、これからの長い長い競争社会に巻き込まれていくことになるから、旅立ちの言葉こそ彼らにふさわしい。「自分で選び自分でするオシゴト」から「右へ倣え!」の学校教育に子どもたちはまずカルチャーショックを受けるはずだ。個性が育ちにくい日本の社会が待ち構えている。どこかの社会主義国よりも社会主義的と評される日本で、生きづらさに抗って、それでも個が輝き続ける一人一人であって欲しいと心底願う。そんな子どもたちの前途を思うと息苦しくなるほどだ。式の後、保護者から感謝の言葉を受けて思わず返事に窮したが、さすがにめでたいときに暗い気持ちは吐露できない。モンテッソーリという福音にもっとも忠実な教育を受けた子どもたちの底力に信頼したい。ともあれ、ご卒業おめでとう!そして、28名の子どもたちに栄光あれ!
旅立ちの歌
卒園式の歌 by P.Ken's Podcast
指宿白百合幼稚園卒園生28名
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