それでも!Blog

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他人事ではなかった

「1時55分の飛行機に乗りたいのでミサは帰ってからします。」そう言って11時半のミサをキャンセルして、11月開催予定の日韓司教交流会に向けての準備会議終了とともに急ぎ空港に向かった。そしていつもの窓口に。ところが、我が目を疑ような光景がそこ...
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ロケットの島の教会のチョットいい話

ジュンペイ君のyoucat、ultima schola(最後の授業)。Youcatと横文字が来たのでついラテン語になった。 かつての先生は聖書学の優しいカナダ人司祭。学期最後、先生が教壇に立つや、“Ultima schola non dat...
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司教様安らかにお休みください

若者を大事にされた司教様らしく、追悼の辞は男女2人の若者。 「司教様は私に二つの大事なことを教えて下さいました。『一つは、お酒が飲めなくてもソフトドリンクでいいからみんなとの交わりを大事にしなさい。』だからお酒の苦手な私はソフトドリンクを飲...
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鹿児島教区が一大巡礼地になる?

巡礼と言えば四国でのNWM(ネットワークミーティング)でのお遍路体験巡礼。万全の準備で迎えてくれた全教区上げての“ごせったい”は心のこもったものだった。文字通り現地の皆さんのネットワークの実り。貰い受けた讃岐うどんは翌日早速食卓に上ったがそ...
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NWMin四国

第30回ネットワークミーティング(NWM)。冬と秋、年二回開催されるNWM。今回は、北は札幌、南は沖縄から若者をはじめ支えの司祭とシスター達120名が松山に参集。2時半開会には1時間以上遅れの3時着。迎えに来てくれたのは壮年の男性で戸惑った...
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機中つれづれ

司教会議にMEの企画会議と続いたので1週間も家を空けることになった。機中の約2時間、両会議をツラツラと思い返してみると、両者の違いは当然としても、共通点にも気がついた。 どちらにも言えることは、久しぶりに仲間に会えるという気安さだ。とくに司...
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会議中なのに?

司教会議なのにどうして箱根?そんな疑問と不信を恐れながらそれでも書くのは何故? 話せば長くなるが、神学生になったばかりの年だから62年も昔のことになる。当時、福岡の神学校では慶応の通信教育を受けることになっていたので、夏休みになるとマリア会...
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春遠からじ

司教総会始まる。午前中の審議事項は、典礼委員会から出された「 祭不在のときの主日の集会祭儀」の緒言と式文。1988年に「 司祭不在のときの主日の集会祭儀指針」が典礼省から出されていることを今頃知った。鹿児島ではかつて体験したことのないことだ...
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荒波を越えて

海が時化た時は離島の悲哀が蘇る。かつて神学生の頃、冬休みが憂鬱でならなかった。冬の七島灘の時化は半端ではない。わずか1500トンの定期船はまるで木の葉。そんな時化の中、洗面器を両手に抱えて階段で一晩過ごしたことも。内臓機能も完全にリズムを失...
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ザビエル様擁護論

ザビエル様が孤軍奮闘、ついに力尽き傷心のうちにインドを離れ、マラッカに向かわれた。そんな理解を促す記述には、前回述べたように違和感がある。それというのも、インド南部での宣教活動の間にしたためた兄弟司祭たちへの勧告や励ましはエネルギッシュで失...